中央本線名古屋駅から「特急しなの」に乗車塩尻まで向かった。
列車の旅は何年ぶりだろう、思い当らないほど、バス、自家用車の
旅が多い。塩尻からはバスの旅だった。新潟県小千谷市片貝まつり
浅原神社秋季例大奉納花火でここの名物は世界一「4尺玉」の
打ち上げであろう。
実物を目にして、こんなものが夜空に打ち上げられると想像すると、
言葉がない。全国から花火ファンが集まり注目の的であろう。
地元の法被姿の祭囃子もあちこちで聞こえ「村祭り」の感であった。浅原神社の裏山に桟敷が造られ区分けがしてある、ツアーの
添乗員が予約の桟敷へと案内してくれた。思ったよりゆっくりできる程の
広さの桟敷であった。
2007・7・16 新潟県中越沖地震 (小千谷市 震度6弱)
2011・3・12 長野県北部地震 (小千谷市 震度4) と記録がある。
今回もその被災地の地名に多く接した旅でもあった。
千曲川沿いに野沢温泉・栄町・津南市・十日町市・小千谷市と向かった。
バスの添乗員が地震後、雪の重みで倒壊した橋の復旧現場を指してくれ
復旧には随分時間が掛かることを思い知らされた。
あらためて、東日本大震災の一日も早い復旧・復興を願いたいものです。
さて案内された桟敷に荷物を置き、近隣の写真を撮りにまわった。
出掛け前の天気予報では夕刻から雨の予報だった。雨だと困ると
カメラの三脚を持参しなかった、残念!雨が降らずに三脚が欲しい、
夜間撮影であった。程ほどの写真撮影に、途中からi
Phoneの動画の
撮影に切り替えた。
花火は打上げごとに「お囃子」「だれだれの奉納」「花火の大きさ」などの案内の
あとに打上げられた。午後7:30分開始10:00の「4尺玉」打上げまで続いた。
4尺玉高度800Mまで打ち上げられて直径800Mの花が咲くと聞く、「すごい」
4尺玉の打上げの音、今まで耳にしたことのない「ビユーン」と「金属音」!
大砲の音であった。開花の瞬間の音が腹の奥まで響き「さすが世界一」で
大衆の歓声が沸き起こったものだった。
見物客が多ければ当然「混雑」である、バスが動き出すまで大変な時間を要した。
昨日(日曜日)よりいいですよ、昨日のツアー客がホテルに着いたのは
朝2:00でしたよ!と添乗員の案内。
動きだしたバスに揺られ魚沼市の宿泊地ホテルに予定より早く0:30頃到着、
同じ花火客を運んだバスの数10台以上でホテル前も混雑であった。
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